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レイドウレイキレポート 最近のレイキの世界を見渡して

●4つの傾向 ●レイドウレイキの特性は
●こころのレイキ ●レイキを通して 前弘之さん綾音さん親子
 

 <2004年8月>



かんしゃの気もち

ありがとうって いわれると
なんだか とっても いい気持ち
心の中が ぽかぽかして
とっても とっても あったかい

ありがとうって いわれると
なんだか とっても うれしいな
心の中が ふわふわして
とっても とっても ごきげん気分

      文 綾音 絵 弘之
 


 川崎に移転してから早5カ月、にぎやかな川崎の街にもすっかり馴染んで来ました。
 先日、ぽっかりと時間が取れ、小川と青木所長の二人でレイキについて話し合う機会がありました。レイキマスターやレイキ教室がたくさんある中で、一体レイドウレイキってどのようなものなのかしらという内容です。

4つの傾向

 最近のレイキの世界を見渡してその傾向を分析してみると、大きく4つの方向性が見えてきました。

①「アチューンメント」傾向型。
いわゆる多人数の教室でアチューンメントのみを受けた人。またその卒業マスター達が独立して教室を開いている場合。友人知人から無料でアチューンメントを受けてマスターになった人達も多くがこの分類に入ります。マスターコース公開以来10年余、日本のレイキ人口の中で、最も多くの割合をしめすでしょう。またこれからも増え続けるでしょう。
多人数の教室では、アチューンメントの待ち時間が必要なので、セミナー時間はある程度かかります。個人教室の場合にはほとんどがマンツーマンか少人数なので、アチューンメントだけですと短時間(場合によっては低料金)で授業が終わり認定証をいただけます。
活用の仕方が分からない人や、施療体験がないが認定証を持ったレイキマスターや、マスターになるまでに自分自身が一度もレイキヒーリングを受けたことがないという人もたくさんいます。「レイキとはシンボルを知って、アチューンメントを受けることで終わる」と思い込んでいます。
レイキを深めるのではなく、次にもっと違う手法を勧めるための窓口としてレイキを教授するという経営戦略のセミナー会社も多いです。広く浅く、色々なヒーリング手法が学べるから良いという人もいます。また先ほどとは反対に、他のテクニック、整体やアロマテラピー、足裏マッサージなどの学校が、補足的にレイキの講座を行なっている場合があります。イギリスなどのボディワーカーも、自分を守り自己ケアのためにほとんどの人がレイキを学んでいるという話もありますから、そういう点ではアチューンメントを受けただけでも幾分有効かもしれません。

②「系統・ブランド」傾向型。
日本伝統・西洋系も含めて、いかに臼井先生につながる血筋が濃いかということを前面にしているところ。臼井靈氣療法学会、林先生直系、高田はわよ先生など、いわゆる系統を前面に押し出してブランドを謳っています。

③「スピリチュアルガイド」傾向型。
最近はテレビなどでハイアーセルフやスピリチュアルガイドなどの言葉を使って人気の方が増えてきました。また占いは、誰がブームになるかの違いはあってもある一定の人気を持っています。
スピリチュアルガイドや天使、高次元マスターやハイアーセルフなど高次の存在との繋がりに比重を置くレイキです。超意識により現実社会で枠組みしている「これが私」という枠を外して、高次のメッセージを受け取り、崇高な自分を知り、歓喜を感じることが出来ます。反面、現実社会から逃避して、今に生きる自分を見失う可能性もあります。精神世界オタクに陥る人もいるでしょう。セミナー中毒で自分を見失い色々なセミナーを渡り歩く人もいます。マスター自身が占い師や霊能者、チャネルやリーディングする人の場合はスピリチュアル系一筋でいく人が多いようです。

④「治療重視」傾向型。
疾患など問題のある部分に焦点を当て、それをいかに治すかを目的にしています。エネルギー的な話や経絡やツボ、カイロプラクティックや整体などの物理的な手法も加えて、そこにレイキを使うからレイキのアプローチとしています。これは、社会の中で圧倒的な力を持つ現代西洋医学に従って、対症的な変化でレイキの効果を証明しようという考え方です。従って、最終的には肉体的な視点での変化を第一に考えています。治療家の人が好む方法でもあります。
近年、新聞などで、レイキのことが取り上げられ、海外の病院でレイキが使われていることや、代替医療や補完医療などに理解のあるドクターたちが、ヒーリングのことを口にしだした事もあり、日本でもガン病棟をはじめ、病院でもレイキヒーラーを受け入れてくださる試みが出てきたことは素晴らしいことです。

こんな風に傾向を挙げてみましたが、重複しているところがあるとお考えください。それぞれに特性があり、学ぼうとする人の好みもあるでしょうし、何を得たいかによって習ってよかったと思うかどうかは差異が出てきます。

★レイドウレイキの特性は

 上段で挙げた4つの型という切り口から、レイドウレイキを考えてみたいと思います。

 まず①の「アチューンメント」型という点から見ますと、レイドウレイキではアチューンメントだけでレイキが終わるとは考えません。だからと言ってアチューンメントをないがしろにしているのではありません。
正直なはなし、今まで様々な教室のマスターと出会ってきましたが、アチューンメントの持つ意味や重要性の捉え方もマスターによって大きな差異があり、内心非常にがっかりするようなお話も聞かされます。
アチューンメントは師匠が弟子に施したエネルギー伝授です。私たちは、レイキの純粋さを伝える使命を持っていますし、マスターは確信と真心がなくてはいけません。そしてアチューンメントは、神聖な授受、つまり与えて(レイキマスター)と受けて(受講生)の授け与えることで作り出す共同創造作業だと考えています。
 その上に、レイキヒーラーを育成する為には、知識も実習も、経験も必要だとして、くり返し履修して実践できる場を設けています。

 次の②の「系統・ブランド」型という点から見ますと、「レイドウレイキ」はヒューマン&トラスト研究所で商標登録しています。従って完全なブランドです。しかし由緒正しいとか伝統あるとかを謳っての名称の登録ではありません。「ただのレイキ」「普通のレイキ」でもありません。
たどれば臼井先生に到達するのは当然として「創造的継承」を目指しています。
レイキの本質を伝えることが「レイドウレイキ」だからです。
各地でレイドウレイキを教授して下さるマスターがいますが個々によって、伝え方に個性があるのも事実です。ブランドとして登録することで一定の基準や内容に従って伝授をしていただけます。またレイドウレイキを通して相互交流し互いに高めあえる利点もあります。

また③の「スピリチュアルガイド」型という点から見ますと、高次元エネルギーのパイプとなるレイキは、当然ながらガイドやハイアーセルフの導きを得ているでしょう。
それだけでなく、私たちはレイキという高次元の愛のエネルギーを扱う「ヒーラー」という張本人の存在に注目しています。レイキを使う上で、ヒーラー自身の愛の意識や崇高な意識は欠かせません。
かといって悟りを開いた人がどれくらいいるでしょうか。小さな悟りはあるでしょう。大きな悟りもあるかもしれません。しかし、悟りを継続し、体現し続けることがいかに難しいかを知っていますか?
「私は悟り人だ」と言う人が、なにかの拍子に愛とは全く違う方向に進んでいくさまは、レイキ以外の世界にもままあります。

 そして④の「治療重視」型という点から見ますと、ヒューマン&トラスト研究所では、セミナーだけでなく昔からレイキ専門で施療を行なってきました。
前段で「治療重視」と書きました。しかし、現在の日本の医療制度ではレイキで「治療」という言葉はご法度です。言葉で言えば、「施療」「施術」「療法」「トリートメント」などの言葉が使われていますが、レイキ療法は、本来の力、本来の姿を呼び起こしていくことで、結果として楽になった、良くなった、健康を取り戻したという道が開けるのです。
 疾患をお持ちの方が快方に向かい健康を取り戻すために、そして社会や家庭で頑張っている人たちが健康を維持・増進できるようにレイキが活用できます。疾患や病気の人だけでなく、健康的に暮らしている人にもお役に立てるのがレイキです。そういう点から「治療」の範疇を超えています。

★こころのレイキ

 4つの傾向からレイドウレイキを見てきました。しかし、レイドウレイキではそのバランスが大切だと考えています。そして4つの傾向を超えて、より際立った特徴が、レイドウレイキは「心のレイキ」だということです。
レイドウレイキで目指しているのは、レイキを通して人生を探究し魂を磨くことにあります。
もしも病を持っているといたら、もしも生き生きと生きていないと感じたら、その真の原因に気づき、そして、「どう生きるか!」
 レイキヒーラーとして生きる道に入ったのなら、愛を探究します。人生を愛と共に歩むことを探究し続けるのです。
その過程では、肉体だけでなく、スピリチュアルだけでなく、その間を橋渡す「こころ…心・感情・精神」がとても大事です。「こころ」の中には、はかりしれない色々な要素が含まれています。その中でも感情的要因は非常に大切です。
先日、皇太子妃殿下の雅子様が、「適応障害」からの抑うつや不安、頭痛、めまい、立ちくらみなどの症状が出て、カウンセリングや精神療法、薬物などを含め医療チームが組まれていることが発表されました。これは非常に画期的なことかもしれません。こころの病は嫌われ隠されてきた日本の歴史が変わってきたと思えます。
私たちは、現在に至るプロセスの中で、色々な出来事から感情を閉ざしてしまい、無理をしつつ生きていることがいっぱいあります。不安・悲しみ・怒り・うらみや憎しみなどネガティブな感情だけでなく、楽しみ・喜び・感動なども閉ざしているかもしれません。この感情的要因が、肉体や精神に大きな影響を与えていることに、多くの人が気づいていながら、ないがしろにしている分野です。
感情を取り戻すこと、感情を感じること、癒されていないものがあれば、しっかり受け取り、辛抱強く癒していくことを伝えたいのです。

健康/HEALTHという言葉が、HEAL(癒された)+th(状態)だということを忘れないで。

こころが癒されると、たくさんの感謝が湧いてきます。感謝の気持ちを持つと、こころが温まります。
レイドウレイキは「こころのレイキ」であり続けたい。こころのレイキを通して、受講生やヒーリー自身が、気づきとライフスタイルの変換によって、心身ともに健康を取り戻せるように、生きることの質を向上させ、心の平安と魂の幸せに貢献できることを願ってレッスンと施療をさせていただく、そんなレイキヒーラーであり、レイキマスターを育成していきたいと考えています。


レイキを通して 前弘之さん綾音さん親子の物語

大切なものは

ほんとは ほんとはね ほんとはね
お金も物もいらないの
大切なのは 心だよ
とっても とっても やさしい心

ほんとは ほんとは ほんとはね
お金も 物も いらないの
大切なのは あいじょうだよ
とっても あたたかい あいじょう

ゆき      

ふわふわふわと まいおりた  
しろくて小さなおくりもの
どこからきたの
ねえねえねえ
ききたいことは たくさんあるのに
そっと しずかに とけてった

きらきらきらとまいおりた
つめたく しっとりおくりもの
あなたは だあれ
ねえねえねえ
ききたいことは いっぱいあるのに
もうなにもこたえない

冒頭で掲載した絵は、金沢で「シュークリーム」というヒーリングルームを開いている灘村さんのクライアントさんが描いたものです。作者の方は前弘之さん、39歳の輪島塗の職人さんだった男性の方です。脳腫瘍をわずらい、10年、最近は半日以上臥せっており言葉もうまく話せません。縁あって灘村さんが第3段階a卒業後からヒーリングを始めました。

これらの作品は、レイキを受けているときに自然に頭の中に浮かんできた映像です。それをぜひ形として残しておきたいと思い絵筆を取り描きました。そしてお父さんと絵を通して、小学校6年の娘さんが詩を読んだのです。

レイキの愛のエネルギーに触れ、親子で作り出した共同作品です。なんだかとってもステキでそして温かくなります。

 ヒーラーの灘村さんは、アロマテラピーやその他色々と美容にも気遣っておられる方ですが、1-2ヶ月に一回程度、上京します。レイキを学んでから直観力が増し、カルナレイキを学んだ後はさらに癒しとリーディング力が増しました。穏やかで細やか、そしてパワフルなレイキの使い手です。

前弘之さんは8月1日にご逝去されました。最後に私達に残してくださった素敵な絵は、レイドウレイキのレッスンの中でも受講生の皆様に見て、そして読んで頂き、今という瞬間に必死に生きている前さんを感じていただいていました。
HP上ではございますが、謹んで哀悼の意を表し、前弘之様のご冥福をお祈り申し上げます。
レイキとレイキヒーリングのことならヒューマン&トラスト研究所
神奈川県川崎市川崎区東田町4-5伊野ビル6階

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